《音と映画の小宴会》昼の部、トークイベントの上映作品『メビウス』について。

９月４日のお昼に開催するトークイベント《ペニス映画闘争史～その日、ペニスはエンタメになったから〔完全版〕》では、映画ライター村山章とマンガ家しりあがり寿さんのトークに加えて、韓国の鬼才キム・ギドク監督の大問題作『メビウス』を上映いたします。

トークイベントでは「知られざる映画史」という側面から
　・メジャー映画はいかにペニス表現と向き合ってきたのか？
　・タブーに挑戦したのはあの超ヒットメーカー
　・ハリウッドで一番ペニスを出したいスターとは？
　・なぜ映倫はぼかしを諦めたのか？
　・アクションの概念を変えたフルチンバトル
みたいなトピックについて語ります。エロい話は一切しません。

真剣に語るほどバカに見えるでしょうが、映画ライター村山が２０年以上追い続けていた研究課題でして、〔完全版〕と謳いつつも時間内に全部お伝えできる気がまったくしません。

で、今回「ペニス映画」のひとつの到達点として
『メビウス』を上映したいという希望が叶いました。

常に煽情的な際どいテーマに挑んできたキム・ギドク監督が
とてつもないペニスへの妄執を注ぎ込んだ怪作で、
登場人物全員がなんらかの形でペニスに取り憑かれている愛憎劇。
しかもセリフを一切使わず、ブッ飛んだシチュエーションだけで描き切っているのです。

哲学、家族、愛といった切り口からシリアスに語られることが多いですが、
正直、この映画のキモはペニスに右往左往する愚かさを笑い飛ばすことだと確信しており、
際どい展開や不快なシーンはあるものの（R18指定にもなっています）
この場ではブッ飛んだチンコ・コメディとして観ていただきたい。

いや、映画の見方なんて観るひとそれぞれの自由ですが、
常識を解き放つひとつの試金石として『メビウス』は機能してくれると信じています。

ちょっと堅苦しい書き方をしてしまいました。
「チンコと映画」、このふたつがガップリ組むと
「鬼に金棒」くらいにオモシロいので、ぜひぜひご参加ください！

© 2013 KIM Ki-duk Film.All Rights Reserved.

トークイベント＆映画上映会
《ペニス映画闘争史》
～その日、ペニスはエンタメになった～
〔完全版〕

９月４日荻窪ルースターノースサイド
開場１２:３０　開演１３:００（１５:３０頃終了予定）
料金：１５００円
※夜の《音と映画の小宴会》もご予約の方に限り
　事前予約で割引料金１０００円となります。
　（《音と映画の小宴会》は別料金です）

予約申込はメールアドレスototoeiga@gmail.comに
「昼の部チケット申し込み」の件名で
お名前、人数、連絡先電話番号を明記ください
夜の部もご参加の方はその旨ご明記ください

●出演●
しりあがり寿／マンガ家
村山章／映画ライター

●特別上映作品●
アートとペニスの狂宴
『メビウス』
（2013/韓国/83分/キム・ギドク監督）
提供：キングレコード　Blu-ray上映
※R18指定の作品ですので、昼の部のみ18歳以上に限らせていただきます。

出演者紹介：ウィリアム・Ｈ・メイシーズｗｉｔｈ高木珠里

ウィリアム・Ｈ・メイシーズｗｉｔｈ高木珠里／映画音楽

今年2月に日本公開された映画『君が生きた証』に魅了された
映画ライター、映画メディア編集者、
映画学科の卒業生、映画好きのサラリーマンによって、
同作の魅力を勝手にプロモートするべく結成。

『君が生きた証』は、銃乱射事件で息子を亡くした父親が、
息子が遺した曲を演奏しようとする音楽ドラマです。

劇中の楽曲を演奏するのはもちろんですが、
同作に惚れ込む女優・高木珠里を招聘し、
小芝居がかったアプローチも織り交ぜて、
「素晴らしい作品が世間にあまり知られていない現実」に楯突きます。
バンドである以上に普及活動。よろしくです。


〇メンバー
　村山章：ギター、ボーカル
　荒木理絵：ギター、コーラス
　田中啓一：ベース、ボーカル
　八木菜々実：ドラム、コーラス

　高木珠里：ピーチズ役ほか


『君が生きた証（原題：Ｒｕｄｄｅｒｌｅｓｓ）』
2014年／アメリカ／1時間45分
監督・共同脚本　ウィリアム・Ｈ・メイシー
音楽　ソリッドステート、イーフ・バーズレイ
出演　ビリー・クラダップ　『あの頃ペニー・レインと』
　　　　アントン・イェルチン　『スター・トレック』
　　　　セレーナ・ゴメス　『スプリング・ブレイカーズ』
　　　　ローレンス・フィッシュバーン　『マトリックス』
　　　　ベン・クウェラー

公式サイト
http://rudderless-movie.com/

【重要】9月4日（金）のイベント全容を整理してみます。

《音と映画の小宴会》幹事の村山です。
「昼の部」の開催を決めたことでちょっと全貌がわかりにくくなったので
イベントの概要をもう一度まとめてみます。

《納涼！音と映画の小宴会Vol.1》は、

映画や映像作品に紐づけた、音楽パフォーマンスのライブイベントです。

出演者は

●マンガ家・久住昌之さんが自作のドラマ化「孤独のグルメ」などの
　サントラを担当するために結成した音楽制作家集団「The Screen Tones」
●独自の民俗音楽と影絵芝居を追及するガムラン奏者兼影絵師の川村亘平斎さん
●SUPER JUNKY MONKEY、パンチの効いたブルースの凄腕ベーシストかわいしのぶさん
●さるハゲロックフェスでおなじみ、魂の弾き語り（＋豪華バンド）の剛連合さん
●総合映画情報サイト「オスカーノユクエ」を運営する芳賀健さんと
“たけみごはん”こと青木岳美さんによるデュオ、ザ・ジャークス
●映画『君が生きた証』を勝手に宣伝するバンド、ウィリアム・Ｈ・メイシーズｗｉｔｈ高木珠里

の６組。
荻窪ルースターノースサイドで１９時開演、２２:４５頃終了予定です。


そして「お昼の部」はまったく毛色の違うトークイベント＆映画上映会。

《ペニス映画闘争史～その日、ペニスはエンタメになった～〔完全版〕》。

・メジャー映画はいかにペニス表現と向き合ってきたのか？
・タブーに挑戦したのはあの超ヒットメーカー？
・ハリウッドで一番ペニスを出したいスターとは？
みたいなことを、映画ライター村山章が“知られざる映画史”として解説します。

トークのゲストにお迎えするのは、マンガ家のしりあがり寿先生。
名作絵本『はしるチンチン』を発表するなどなにかとチンチンと所縁の深い方が
ペニス映画史にどんな感慨をお持ちになるか楽しみです。

さらに韓国の鬼才キム・ギドクが
ペニスへのオブセッションを解き放った笑いと戦慄の大問題作
『メビウス』（２０１３年/８３分）を特別上映いたします（Ｂｌｕ-ｒａｙ上映）。
R１８指定の作品ですので、ご入場は１８歳以上に限らせていただきます。

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《納涼！音と映画の小宴会Vol.1》は前売２０００円、当日２５００円。

《ペニス映画闘争史＋映画『メビウス』上映回》は前売・当日共に１５００円。
《音と映画の小宴会》にもご参加の方は１０００円に割引いたします。

予約申込はototoeiga@gmail.comまでメールでお願いいたします。

「昼の部」としてトークイベントを開催いたします！（R18 にご注意）

《納涼！音と映画の小宴会Vol.1》、

会場を一日借りているのをいいことに

「昼の部」としてトークイベントを開催します！

題して

トークイベント＆映画上映会

《ペニス映画闘争史》

～その日、ペニスはエンタメになった～

〔完全版〕

８月１２日に新宿シネマカリテで大盛況となった

トークイベントが〔完全版〕として復活します。

ペニスにまつわる“知られざる映画史”を紐解くのは

２０年間このトピックを追い続ける映画ライター村山章。

真剣そのもので、エロい気持ちは毛頭ありません。

そして名作絵本『はしるチンチン』や破天荒キャラ・ハミチンさんを生んだ

天才マンガ家・しりあがり寿先生をなんと“生徒”役でお招きします！

さらにペニスとアートがキワキワのところでせめぎ合う

笑いと戦慄の超問題作『メビウス』も特別上映します。

平日の真昼間ではありますが、
どうぞふるってご参加くださいませ。

９月４日荻窪ルースターノースサイド

開場１２:３０　開演１３:００（１５:３０頃終了予定）

料金は１５００円

夜の《音と映画の小宴会》もご予約の方に限り

事前予約で割引料金１０００円となります。

（※《音と映画の小宴会》は別料金です）

予約申込はメールアドレスototoeiga@gmail.comに

「昼の部チケット申し込み」の件名で

お名前、人数、連絡先電話番号を明記ください

夜の部もご参加の方はその旨ご明記ください

●出演●

しりあがり寿／マンガ家

村山章／映画ライター

●特別上映作品●

アートとペニスの狂宴

『メビウス』

（2013/韓国/83分/キム・ギドク監督）

提供：キングレコード　Blu-ray上映
※R18指定の作品ですので、ご入場は18歳以上に限らせていただきます。

河井克夫先生デザインのチラシができました。

７人の女性作家とコラボした新刊『女神たちと』が先月に発売されたばかりのマンガ家・河井克夫先生が、《音と映画の小宴会》のチラシを描いてくださいました。とある映画をモチーフに（というかほとんどそのまま）しているのですがわかりますでしょうか？　今は亡き名優や、今回の出演者に所縁のある俳優がいますね。

『女神たちと』（ビームコミックス）はこちら
http://www.amazon.co.jp/dp/4047305359

出演者紹介：剛連合

剛連合／剛のあれこれ

しりあがり寿が主催する「さるハゲロックフェスティバル」で
圧倒的な支持を得ている魂の弾き語り演目。
毎年福島市で開催されている「クダラナ庄助祭り」にも皆勤。

“連合”と言いつつメンバーは１人。
本来内気な一般青年の高田昌裕くんが、
子供の頃から大好きな“長渕剛”を熱唱します。
「いつかみんなが剛のファンになって“連合”になって欲しい」
という願いから付けたユニット名だそうです。

今回は普段のこだわりの選曲を敢えて封印。
「音と映画の小宴会」のために
長渕が関わった映画やドラマの曲を披露してくれるとのこと。

さらに豪華バックバンドも招聘しているので、
剛のアリーナ級ライブに迫ってくれるかも知れません。
ご期待ください。


〇メンバー
　剛連合：高田昌裕

　エレキギター：神谷憲侍
　ベース：林部亜紀子　
　ドラム：平川雄一
　キーボード：土谷知幸
　ヴァイオリン：nao-com
　コーラス：中里順子、石川あさみ、中村真季子
　ウクレレ、アコギ：村山章

出演者紹介：川村亘平斎

川村亘平斎／影絵芝居と音楽

バリ島のワヤンクリッの影響を受けた独自の影絵世界を構築する影絵師。
たったひとりで影絵の芝居と操作、そして伴奏までこなしてしまう方です。

またガムラン奏者としてもさまざまなユニットに参加し、
自身のバンド滞空時間でも活動されています。

バリのワヤンクリッは
ひとりの影絵師がすべての役を演じ、影絵人形を操り、
グンデルワヤンという4人編成のガムラン隊が伴奏します。
スクリーンに揺れる影に見入り、物語と音楽を楽しみながら、
「ああ、これは原初的な映画なのではないか」と感じたことがあります。

映画と音のイベントを考えた時に、
ぜひ出ていただきたいと思い浮かんだのが川村さんでした。

ぜひ多くの方に観ていただきたいですし、
自分も川村さんのパフォーマンスを拝見しながら、
「映画ってなんだっけ？」とまっさらなところから再考してみたいと思います。

川村亘平斎ホームページ
http://taikuhjikang.com/kawamurakoheisai/

出演者紹介：The Screen Tones

The Screen Tones／サントラ音楽

マンガ家・久住昌之さんを中心としたサントラ音楽制作集団。

『孤独のグルメ』がテレビドラマ化された際に、
番組の音楽を作るために結成されたそうで、
原作者が映像作品の音楽を手がけている珍しい例だと思います。
（チャップリンやジョン・カーペンターら、監督が音楽を手がける例はありますが）

同じく久住さん原作（泉昌之名義）のドラマ『食の軍師』でも
サントラを担当されていて、バンドとしても精力的にライブ活動。
ふと「“本業”ってなんだっけ？」と思わせるふわりとした自由さがとても好きです。

曲調はフォーキーでジャジーで軽快で、飄々としてあたたかい。
粋でステキなバンドにお越しいただけて本当に嬉しいです。


〇メンバー
　久住昌之
　（A.Guitar,Uklele,Vokal）
　フクムラサトシ
　(S.Sax,T.Sax,Recorder,Whisle)
　河野文彦
　(A.Guitar,E.Gguitar,Mandlin)
　西村Shake克哉
　(Accordion,Pianica,Vibe)
　栗木健
　(Chindra,Percussions)


The Screen Tones公式サイト
http://thescreentones.com/

出演者紹介：かわいしのぶ

かわいしのぶ／妄想と捏造

SUPER JUNKY MONKEY、パンチの効いたブルース、
大友良英スペシャルビッグバンドなどなど、
多彩なジャンルで迫力と安定のベースを弾きまくるキュートな凄腕。

先日『マッドマックス　怒りのデス・ロード』をご一緒する機会があり、
「映画をテーマになにかやってください！」というザックリしたお願いをご快諾。

「映画を肴にした妄想と捏造のパフォーマンス」とのことですが、
何がどうなるのかさっぱりわかりません。

そういえばかわいしのぶさんのお気に入りの映画は
小津安二郎のオナラ映画『お早よう』だったはず。
もしかするとオナラをベースで弾いてくれるでしょうか。


KURAGE TRAVOLTA　クラゲ日記
http://kuragetravolta.blog.fc2.com/

出演者紹介：ザ・ジャークス

ザ・ジャークス／『天国から落ちた男』に捧げる浜辺の弾き語り

総合映画情報サイト「オスカーノユクエ」を運営し、
56740人のtwitterフォロワーに情報を発信している芳賀健が、
映画『天国から落ちた男（原題：The Jerks）』にオマージュを捧げるデュオを結成。

相手はバンドのゲストシンガーから
お客さんの手拍子を伴奏にした独りアカペラまで、
あちらこちらで歌いまくっている“たけみごはん”こと青木岳美。

習い始めたギター、通販で買ったウクレレ、押し入れで眠っていたトランペット。
映画が好きすぎる男と、度胸のあるきっぷのいい女が
まだ知り合ったばかりの初々しさでデュエットします。


〇メンバー
　芳賀健　ギター、ウクレレ、ボーカル
　青木岳美　ボーカル、トランペット　


総合映画情報サイト　オスカーノユクエ（芳賀健）
http://oscar-no-yukue.com/

たけみごはん（青木岳美）
http://takemi-gohan.blog.jp/

チケット購入について

前売りチケットの予約はメールアドレス

ototoeiga@gmail.comで受け付けます。

件名を「チケット申し込み」として、

お名前、人数、連絡先の電話番号を明記ください。

折り返しご連絡いたしますので、受信拒否設定などにご注意ください。、

当日券も出る予定ですが、

残席状況が厳しくなった場合は

当ページなどでお知らせいたします。

●夜の部

音楽ライブイベント
《納涼！音と映画の小宴会Vol.1》

2015年9月4日（金） 荻窪ルースターノースサイド
開場18:30　開演19:00 前売り2000円、当日2500円
〇出演（50音順） 　ウィリアム・Ｈ・メイシーズwith高木珠里 　かわいしのぶ 　川村亘平斉 　ザ・ジャークス（芳賀健＆青木岳美） 　The Screen Tones 　剛連合


●昼の部
トークイベント＆上映会
《ペニス映画闘争史～その日、ペニスはエンタメになった～〔完全版〕》

2015年9月4日（金）荻窪ルースターノースサイド　
開場12:30　開演13:00　1500円（夜の部ご参加の方は割引あり）

〇出演　しりあがり寿　村山章　＋映画『メビウス』（R18 指定）をBlu-ray上映

予約申込はメールアドレスototoeiga@gmail.comに
「昼の部チケット申し込み」の件名でお名前、人数、連絡先電話番号を明記ください
夜の部もご参加の方はその旨ご明記くださいませ。
『メビウス』がR18 指定につき昼の部のみ18歳未満はご入場いただけません。

「音と映画の小宴会」開催にあたってのご挨拶。

無声映画の時代から《映像》と《音楽》は最強の名コンビ。
そこで音楽と映画、映像と音楽にまつわるライブイベントはじめます。
題して「音楽と映画が手と手を取り合う大宴会！」。

いや長いな。大袈裟だし。
多少謙遜して《音と映画の小宴会》で。

もはや映画や映像は、観るだけでは飽き足らない時代に！
映画が教えてくれた音楽、音楽で表現する映画、聴けば場面が脳裏に蘇る音楽。
夏の終わりに多種多様なアプローチでお待ちしております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幹事・村山章（映画ライター）



【開催概要】
2015年9月4日（金） 荻窪ルースターノースサイド


開場18:30　開演19:00（22:45頃終演予定）
前売り2000円、当日2500円　＋ワンドリンク

〇出演（50音順）
　　ウィリアム・Ｈ・メイシーズwith高木珠里
　　かわいしのぶ
　　川村亘平斉
　　ザ・ジャークス（芳賀健＆青木岳美）
　　The Screen Tones
　　剛連合

※予約はメールアドレスototoeiga@gmail.comまで。件名を「チケット申し込み」として、お名前、人数、連絡先電話番号を明記ください。